2006年01月22日

イル ギオットーネ(IL GHIOTTONE)@丸の内

一昨年、二日続けて一時間の電話予約合戦に敗れたお店が京都にある。

京野菜を使ったイタリアン。

イタリア料理とは、そもそもその地域に根ざした食材を活かした料理。
この定義を「イタリアンと京野菜の見事な調和」として具現化できるシェフは、いったい何人居るのだろうか。

※京野菜
 http://www2.ocn.ne.jp/~greenfrm/kyou.html


2005年11月11日に丸の内にオープンした『TOKIA』。
29の個性派飲食店の一つが、あの笹島シェフの二号店である。

オープン早々に電話をかけてみるも、既に電話が繋がらない状態。
(予約の電話が殺到して電話回線がパンクしたとの情報も)
しかし、諦めずにかけるとたまたま繋がり、ラッキーなことに予約ができた。


18時の開店に合わせて訪れたため、他のお客さまはほとんどいらっしゃらなかった。

マコーレ(西アフリカの熱帯降雨林地域が産地)という樹木のブラウンとモスグリーンの背の組み合わせが渋い。
07_白ワイン_グラス_内装.jpg


@Vino
ディナーコースは完全にお任せでお料理の内容が分からないため、お店の方と相談してワインを選ぶ。
06_白ワイン_OPIS.jpg
2003 OPIS CHARDONNAY
白ワイン_OPIS_コルク.jpg

思ったよりスモーキーではないものの、豊潤なミネラル分を有しているため、お料理と一緒にいただかなくても十分楽しめる。
白ワイン.jpg

 http://www.eurovin.co.jp/shop/farnese.htm


A付き出し
オリーブ三種
01_アミューズ_オリーブ三種.jpg
オリーブはそれほど得意ではないが、美味しくいただけた。


BPane
パンは同じくTOKIA1階にある「ブーランジェリ・パティスリー・ブラッスリー VIRON」のものを入れているらしい。

◇バゲットと全粒粉パン
02_バゲット_全粒粉パン.jpg

◇胡桃入りフォカッチャとグリッシーニ
03_胡桃入りフォカッチャ_グリッシーニ.jpg

フォカッチャのみ、自家製とのこと。
それぞれのパンをエクストラバージンオリーブオイルにつけていただく。
04_エクストラバージンオリーブオイル_手前ヴェローナ_奥サンミケーレ.jpg

ジューシーかつフルーティーなオリーブオイル。
香りもよい。
05_EXヴァージンオリーブオイル_サンミケーレ.jpg


CPrimo Antipasto
横長のお皿に二種類。

◇シューで鮪のタルタルをサンドしたもの
08_前菜_01_シュー_鮪のタルタル_黄ピーマンとアボカドの二色ソース_鱒の卵_01.jpg
黄ピーマンとアボカドの二色ソースの上に鱒の卵が乗っている。
09_前菜_01_シュー_鮪のタルタル_黄ピーマンとアボカドの二色ソース_鱒の卵_02.jpg
シュー生地の上を取り、タルタル、ソース(一種類ずつ)、鱒の卵を少しずつ取っていただく。
サクサクのシュー。
苦味はなくコクのある黄ピーマンのソース。
好物のアボカドソースは当然美味。
10_前菜_01_シュー_鮪のタルタル_黄ピーマンとアボカドの二色ソース_鱒の卵_03.jpg

◇甘鯛 聖護院かぶのソース 赤蕪のソース
11_前菜_01_甘鯛の焼きしめ_聖護院蕪のソース_赤蕪のソース.jpg
甘鯛の薄い鱗がクルクルッと丸まっている。
鱗の間にきちんと油が行き渡るようにし、皮目だけしっかりと焼いているのかな。
身の方に火が通り過ぎないようにするには、経験がものを言いそうだ。
食べてみるとパリパリの食感。
柔らかい甘鯛との組み合わせが◎

聖護院かぶをペーストにしたソースもまろやかで美味。
赤いのは赤かぶのペーストだそう。
優しいはんなりとしたお味。


DSecond Antipasto
雲丹 エンドウ豆 茶碗蒸し オマール海老
12_前菜_02_雲丹_エンドウ豆_茶碗蒸し_オマール海老_01.jpg
ウニの殻に底から順に、茶碗蒸し、えんどう豆のソース、オマール海老を茹でたもの、ウニ。
13_前菜_02_雲丹_エンドウ豆_茶碗蒸し_オマール海老_02.jpg
ひんやりとしているが、生臭さは感じられないウニ。
食感は気持ちカニ蒲鉾のようなオマール海老。
このオマール海老をえんどう豆のソースと共にいただく。
最後はあっさりとした茶碗蒸しでほっこり。


ETerzo Antipasto
アイナメの焼きしめ キャビア うるい トマト ゼンマイ あん肝 トマトパウダー
14_前菜_03_うるい_トマトウォーター_トマトパウダー_トマト_キャビア_ゼンマイ_あん肝_アイナメの焼きしめ_01.jpg
初めていただく山菜・うるいは、クセがなくシャキッとした歯ごたえが◎
ゼンマイとのコンビですっかり和食をいただいている気分に。

全体にまぶしてあるピンクの粉上のものは、通称「トマトパウダー」。
トマトの汁を濾して凍らせたものをパウダー上にしたもの。
冷たくてさっぱりとした感じ。

パウダー ⇒ あん肝 ⇒ パウダー ⇒ キャビア ⇒ パウダー
と交互にいただく。

パウダーではないトマトはかなりのジューシー。
瑞々しくて、非常に甘い。

15_前菜_03_うるい_トマトウォーター_トマトパウダー_トマト_キャビア_ゼンマイ_あん肝_アイナメの焼きしめ_02.jpg
湯引きされたアイナメは皮ごとその食感を楽しむ。

※うるい
 http://www.yamagata.nmai.org/umaimono/kinoko/urui.html
 http://www.h2.dion.ne.jp/~w-plants/urui.htm


FQuarto Antipasto
穴子 フォアグラ 百合根 水菜
16_前菜_04_穴子を巻いて揚げた_フォアグラ_百合根_水菜_01.jpg
穴子は巻いて揚げたもの。
穴子の下には百合根をペースト状にしたものがあり、それがとろーりとしたあんかけのようなスープに浸っている。

あつあつの穴子をハフハフといただく。
パリパリの衣がスープで微妙にふやけた感じが◎
17_前菜_04_穴子を巻いて揚げた_フォアグラ_百合根_水菜_02.jpg


GPrimo Piatto - Pasta
九条葱と白子のスパゲッティー 柚子
18_九条葱_白子_柚子_スパゲッティー.jpg
きちんとアルデンテのパスタ。
濃厚なソースが絡んだ九条葱。
柚子の香りと共にいただく。

美味。


HPrimo Piatto - Risotti
パルマ産生ハム、トリュフ、キャベツのリゾット
19_パルマ産生ハム_トリュフ_静岡県産キャベツ_リゾット.jpg
スライスしたてのトリュフの香りがすごい。
薄くスライスされたトリュフ、生ハム、キャベツ、それぞれをリゾットと組み合わせていただく。
チーズと混ざり合ったお米の食感は、ほどよいもっちり感で、かつほどよく芯も残っている。


Iお口直し(Sorbet)
フランボワーズのソルベ シャンパンのジュレ
24_お口直し_フランボワーズのソルベ_シャンパンのジュレ.jpg
甘酸っぱさがたまらない。
絶妙のお口直し。

デザートスプーン
デザートスプーン.jpg


JVino
2000 Palazzo della Torre
赤ワイン.jpg
アマローネを造った後の葡萄の皮を加えて再発酵させるという、少し変わった醸造法で造られるワインだそう。

 http://www.tsuruyasaketen.com/newpages/13967.htm

※アマローネとは
 http://amarone.no-ip.com/whatis-amarone.html

※2001 Palazzo della Torre
 http://www.spreadwine.com/data/file/data07/38.shtml


KSecond Piatto
フランス産鴨 大根 海老芋 ブロッコリー 人参 鰹出汁で大根を茹でる
22_フランス産鴨_大根_海老芋_ブロッコリー_人参_鰹出汁で大根り筵でる_03.jpg
鴨肉は非常に柔らかい。
しっかりと焼き色がつけられた皮と共にジューシーな食感。
臭みは特にない。
23_フランス産鴨_大根_海老芋_ブロッコリー_人参_鰹出汁で大根り筵でる_04.jpg
ソースのベースになっているのは昆布出汁。
大根も昆布出汁で茹でられている。
20_フランス産鴨_大根_海老芋_ブロッコリー_人参_鰹出汁で大根り筵でる_01.jpg


LDolce
◇スフレチーズケーキ 生クリーム添え
26_スフレチーズケーキ_生クリーム添え_ハチミツソース_バナナチップ_ピスタチオ_02.jpg
あつあつふわふわのチーズケーキ。
生クリームと共にいただくと口の中が幸せ状態。
周りにはハチミツ、バナナチップ、ピスタチオ。

美味。

◇ティラミス ミルクシャーベット
27_ティラミス_ミルクシャーベット.jpg
マスカルポーネチーズの風味とさっぱりとしたミルクシャーベットの組み合わせを楽しむ。


MCaffe
紅茶
30_紅茶.jpg

カプチーノ
31_カプチーノ.jpg

ブラッドオレンジジュース
ブラッドオレンジジュース.jpg


N小菓子(Petit four)
メレンゲ ビスコッティ トリュフチョコ
28_メレンゲ_ビスコッティ_生チョコ_01.jpg
29_メレンゲ_ビスコッティ_生チョコ_02.jpg



前半は懐石料理のような繊細な味付け、食感、彩り。
後半は徐々にイタリア色を出しつつも、和食のエッセンスが取り入れられているように感じた。

是非また訪れたいと思う。

いずれは京都店も・・・。


内装_照明.jpg







IL GHIOTTONE(イル ギオットーネ)@丸の内 TOKIA 1F
おまかせコース:¥10,000-

 http://www.ilghiottone.com/home.html




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この記事へのコメント
はじめまして
TBありがとうございます。
ここは本当においしいですよね。
私たちの中で、イタリアンのお勧めベスト2のうちのひとつになります。
また、そのうち行けたらと思いつつ、確かに予約が大変で・・・
こちらのお料理もまたおいしそうで、よだれモノ☆
次はどんなお料理に巡り会えるのか・・・楽しみです。
Posted by きくりん at 2006年02月18日 23:38
美味しいですよね♪
私の中でもイタリアンベスト3に入ります。
まだそんなにいろいろ行ってないですが(^^;
同じくまた行きたいのですが、本当に予約が大変ですよね。
でも、がんばります!
Posted by 自由人 at 2006年02月24日 02:21
はじめまして、TBありがとうございます!
ほど良く和の食材を取り入れたメニューが嬉しく、
しかもどれもとてもおいしいですね。
ディナーもさすが、素敵です。
予約が取りにくいことは承知ですが、
そのうちディナーにもチャレンジしようと思います。
Posted by 雛鳥 at 2006年09月30日 00:19
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