今回もそれなりに思うところはあったのだが、コース一本の価格が7千円ということと、まだ予約は取りやすいだろうということで、思い切ってチャレンジすることに。
ちなみに予約したのは1ヶ月前。
お店の場所は前店と同じで、中目黒駅からも目黒駅からも15分ほどかかる。
シェフの小林幸司氏は1989年に渡伊。
ウンブリア州「ヴィッサーニ」に入店後、シェフに就任。
帰国後、西麻布「マリーエ」、銀座「ラディーチェ」のシェフを勤めた後、2002年に独立。
フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナでは、シェフがメニューを考え、奥様が調理をする、という役割分担だった。
店内のキャパシティとしてはテーブル席が18席あるが、この日は12席のみの利用。
(6席分を使ってハーブが置かれていた)
各テーブルには、グラス、カトラリー、二枚重ねのお皿、そして、前菜が一品とメニューが置かれている。
ちなみに、メニューの上部には以下のように書かれている。
Proposta del 19-Set-'09
propostaは英語のproposalに該当する。
意味は、提案、提議、発議など。
Proposalの通りのお任せメニュー一本なので、メニュー選びを楽しむor迷う時間はない。
さっそく、プロセッコをグラスでいただき乾杯。
喉が渇いていたので、ガス入りミネラルウォーターも。
(フォーカスがぼけている)
これまで嗅いだ事のない香りだが、お味はなかなか。
Verdure Marinate al Finocchio Selvatico
(野生のウイキョウを用いた野菜のマリネ)
茄子(白茄子もあり)、パプリカをマリネしたもの。
ウイキョウとニンニクの風味がよく効いており、オリーブオイルもたっぷり含んでいる。
パプリカは甘みが凝縮されたお味。
Coratella con le Cipolle
(仔羊の内臓:気管支、心臓、トリッパなど)
内臓をしっかりソテーし、ちょっとピリからの味付け。
上にかかっているのはペコリーノだろうか。
内臓独特の臭みはそれほどなく、それぞれの部位の旨みとコクを楽しみめる一品。
ワインと一緒に食べることが前提の一品であろうか。
Pollo alla cacciatora
(鶏肉の猟師風煮込み)
カチャトーラはトマトソース味だと思っていたが、こちらは白ワインとシェリー酒のワインヴィネガーで風味付けしたもの。
前二品同様、しっかりとオリーブオイルが使われている。
自家製パン
全粒粉を使用しているとのこと。
ここでハウスワインの白をオーダー。
Zuppa di pesce
お魚は鱸だろうか。
烏賊の肝にトマトを加えたソースで、コクがたっぷり濃厚なお味。
アサリの出汁も出ているだろうが、完全に烏賊の肝が勝っている。
スープをパンに浸しても楽しめるようにと、パンが追加で運ばれてきた。
ここで赤ワインを。
Maccheroni al Ragu
仔羊(だったかな)の挽肉、オリーブオイル、ペコリーノチーズのシンプルなラグーだが、バランスが絶妙。
パスタもきちっとアルデンテで、食感が◎
Agnello in Umido all'Alloro Selvatico
仔羊の肩肉をじっくりと煮込んでから、骨を外したとのこと。
料理名から、煮込む祭に月桂樹を使っているようだ。
ジャガイモはヨーロッパ産で、ジャガイモ自体の茹で汁で風味付けしながら仕上げたらしい。
脂というかコラーゲンがたっぷりで、塩味がしっかりと効いている。
ジャガイモはなんとなく食感がキタアカリに似ているように感じる。
Gelato di Limoncello con Fichi
リモンチェッロのジェラートの下には、生無花果が入っている。
よく混ぜて召し上がってください、とのことだったので、その通りにいただいた。
ジェラートはなるほどしっかりとリモンチェッロの風味で、アルコールがよく効いている。
イチジクはよく冷えており、そのフレッシュさと相俟って、目が覚める感じ。
Espresso
〆はエスプレッソ。
お砂糖をザザッと入れ、スプーンで数回混ぜる。
お砂糖は混ざりきらず底に残った状態で、いただくのが好き。
クレマもいい感じ。
こちらのお店、Antica Trattoria Nostalgica という店名がその目指すところを物語っている。
シンプルでガツンとした郷土料理を、ワインと共にいただくトラットリア。
ボリュームもそれなりにあり、かつ味付けも塩やオリーブオイルなどを中心にしっかりとしているので、個人的には体調万全で望みたい。
個人的には、「Antica Trattoria Nostalgica」は「アンティカ・トラットリア・ノスタルジカ」と表記したいのだが、お店のショップカードには「アンティーカ・トラットリーア・ノスタルジーカ」となっているようだ。
・
・
・
Antica Trattoria Nostalgica@中目黒・目黒
二人で飲んで食べて:¥19,000-
【内訳】推測あり
コース(2人分):¥14,000-
プロセッコ(グラス2杯):¥1,400-
白ワイン(500ml):¥1,500
赤ワイン(500ml):¥1,500-
ミネラルウォーター(2本):¥600-
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
五種類それぞれ、一日一クリックのご協力、よろしくお願いいたします。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

お気に入りに追加(ブックマーク)

この店、前から行きたいと思っていたんですよ。
うらやましいです。
ところで、Zuppa di pesceですが、日本以外、イカのわた(肝)って料理に使わないなぁ・・・と思っていたのですが、イタリア料理ではこのように使うもんなんですか?
しかも、Zuppa(スープ)に使うなんて、よっぽど鮮度が良かったんでしょうね。
ご無沙汰しています。
こちらのお店、今回のメニューをご覧になってお好みに合いそうなら行ってみてください。
烏賊のわた、イタリア料理では使われないような気がしますが分かりません。
旅行でなのであまり当てにはなりませんが、魚介料理が多い、ヴェネツィア、ナポリ、シチリアではお目にかかりませんでした。
近所にイタリアで修行されたシェフがいらっしゃるので、今度、聞いてみます。
はじめまして。
僕はだいぶ窮屈な思いをしているところなので、
その伸び伸びと自由な感じにはあこがれますよ。
トラックバックもありがとうございました。
すみません、あの記事は下書きでまだ行っていないのです。
新しい仕事との関係上、地元レストランを開拓する
必要が出てきましてね。
小林シェフの料理は賛否両論だそうですが、
やっぱりいいですね、シンプルな料理をガツンと、って。
トリッパ以外の内臓イタリアンを食ってみたいです。
ご紹介ありがとうございました。
はじめまして、こんにちは。
コメントありがとうございます。
お仕事がこの分野だと、逆に制約が出て自由にできなくなってしまうこともあるんですね。
小林シェフのお料理は、好み次第でかなり評価が分かれると思いますよ。
好みだけで、評価の良し悪しを決めるのはどうかとも思いますが(笑
今後とも、よろしくお願いいたします。