2007年02月12日

山城屋庄藏@渋谷

東急文化村へ寄った帰り、近場で和食ということで、行きつけのお店へ。

初めて訪れたのは2006年8月だが、その頃はまだあまり知られてなく、結構空いていた。

このお店のキーワードは、「京くずし割烹」と「枝國栄一氏」。

伝統的な京料理の手法を活かしながらも、和の食材にとらわれず、世界の
時節食材を独創的な組み合わせで楽しむ(=くずし)現代の新割烹料理、
それが“京くずし割烹”。            (お店のHPより引用)

お料理は月替わりのコース一種類のみで、そのメニューは全て枝國栄一氏
により考案されたもの。

枝國氏は、料理修業を始めてわずか4年で先斗町の料亭の料理長にまで
なった方。
独立してオープンしたのが、かつて、京都で最も予約が取れないお店と
いわれた「枝魯枝魯」。
フランスにお店を出すため、2005年いっぱいで「枝魯枝魯」は閉店し、
そのイズムは、同じく京都(木屋町)で「枝魯枝魯ひとしな」というお店
に受け継がれた。

「枝魯枝魯ひとしな」は、昨年9月に訪れたことがあるのだが、C/Pが高く、
独創的ながらも和食のストライクゾーンを外れないお料理が印象的だった。
(写真はデータが飛んでしまったため、ほとんど残っていない。。)

東京ではこのお店の他、「上ル下ル西入ル東入ル」や「凹町」を
プロデュースし、さらに名古屋にも進出されている。

レシピ本も出版されたりと、とにかく非常に精力的なお方。


さて、1月のお献立(1月16日〜2月13日)は、

  「ほっこり・京都奥田農家の七草」

体調が回復しておらず禁酒中のため、「柚華」というノンアルコール飲料を
ソーダ割でいただた。
「柚華」は、家族でゆずを育て、一つ一つ手作業で丁寧にゆずの加工品を
作っている、南国土佐の(有)池田柚華園という会社の製品。
甘すぎず、ソーダで割ると結構さっぱりといただけた。


1.)〜先附〜
能登115の炭焼き寿司
01_能登115(原木椎茸)の炭焼き寿司.jpg
香り豊かな原木椎茸。
そのしっかりとした香りと深い味わいが、生ハムの味に負けることなく、
ちょうどよいバランス。
02_能登115(原木椎茸)の炭焼き寿司
パクっと一口でいただく。
口の中に肉厚な椎茸の旨みが広がり、美味。


2.)〜前菜〜
唐墨大根、いな穂半熟玉子、鴨ロース、穴子煮と百合根煮こごり、椎茸と
胡瓜の相まぜ、鰆の味噌漬け
03_唐墨大根、いな穂半熟玉子、鴨ロース、穴子煮と百合根の煮こごり、椎茸と胡瓜の相まぜ、鰆の味噌漬け.jpg
鴨ロースは、柔らかくてジューシー。
しっかりとお醤油ベースの味がついているのだが、これが芥子と混ざると
絶妙のお味。

鰆の味噌漬けは、香ばしい。
唐墨大根は、香ばしく焼かれた唐墨と、さっぱりとした大根との相性が◎

04_穴子煮と百合根煮こごり.jpg
穴子煮と百合根煮は、そもそもお出汁が美味しいから、当然、美味しい。

干し柿、椎茸、胡瓜のたいたんに、土佐酢と胡麻を和えたものは、
いかにも和食という感じの味わいで、昔懐かしい。

05_半熟玉子.jpg
半熟玉子は、黄身がかなり甘くて美味しい。

稲穂は、箸でポリポリと取り、ほぼ完食(笑


3.)〜椀物〜
菜の花の魚素麺
06_菜の花の魚素麺(繋ぎに、くちこ(「このこ」ともいう。なまこの卵巣)).jpg
くちこ(なまこの卵巣)を繋ぎにした素麺に、くわいのチップと酢橘の皮。
鰹出汁が優しく体に染み渡る感覚。
麺は柔らかく、さらりといただけた。
くわいのチップはにんにくチップのようで、ほどよいアクセントに。


4.)〜向附〜
茹でたての雲子
07_茹でたての雲子(鱈の白子).jpg
鱈の白子。
クリーミーかつコクがあり、美味。

08_茹でたての雲子(鱈の白子).jpg
ひのな大根の大根おろしを特製ポン酢に入れ、さっぱりとパクリと一口で
いただく。
ここのポン酢、酸味を抑えており、ツンとした香り・味がしないんです。

09_ひのな大根のおろし.jpg
ひのな大根(関西では普通に売っている)


5.)〜メイン〜
たらばがにの唐揚げ
10_たらばがにの唐揚げ.jpg
やっとメインに辿り着いた(笑

12_たらばがにの唐揚げ.jpg
13_たらばがにの唐揚げ.jpg
14_たらばがにの唐揚げ.jpg
ぷりぷりの身。
これを春菊のソースにつけていただく。

このソースは、油であげた春菊をすり潰し、お出汁、お醤油、みりんを
加えてよく混ぜ、最後に蟹味噌を加えたもの。
春菊特有の苦味はそれほど気にならず、旨みのあるタラバ蟹との相性が◎
揚げ物とか野菜をグリルしたものなど、なんにでも合いそう。

付け合せの青梗菜には、ちりめんじゃこの粉末(?)をまぶしてあり、
これも普通に美味しい。


6.)〜温物〜
柚庵焼きの鰤と海老芋の唐揚げ
15_柚庵焼きの鰤と海老芋の唐揚げ.jpg
優しいお出汁の香り。
庵のとろみがここへ来て、さらに食欲を刺激する。
16_柚庵焼きの鰤と海老芋の唐揚げ.jpg
香ばしく炙ったブリは脂がのっており、庵と絡めると何ともいえぬ食感で
美味。
海老芋もほっこりやわらかで、心温まる一品。

山葵を溶かし込むと、これまた美味しい。


7.)〜お食事〜
七草雑炊(京都からの取り寄せた野菜)
17_七草雑炊(京都からの取り寄せた野菜。水菜、白菜、九条葱、人参。鮭)とかぶのぬか漬け、大根菜の炒めもの.jpg
通常の七草粥の七草ではなく、水菜、白菜、九条葱、大根、ひのな大根、
ほうれん草、人参、を七草に見立てている。

鮭をほぐしつつ、さらさらさらりと1.5杯を完食。


8.)〜香物〜
かぶのぬか漬け、大根菜の炒めもの
17_七草雑炊(京都からの取り寄せた野菜。水菜、白菜、九条葱、人参。鮭)とかぶのぬか漬け、大根菜の炒めもの.jpg
ぬか漬けだったのか!?
漬物は苦手な食べ物なのだが、意外にさらっといただけた。


9.)〜デザート・甘味〜 その1
定番ほうじ茶アイス、紫芋の八ツ橋包み
18_定番ほうじ茶アイス、紫芋の八ツ橋包み.jpg
サービスで、ほうじ茶アイスが二個に♪
18_02_定番ほうじ茶アイス、紫芋の八ツ橋包み.jpg
甘すぎにシャリシャリ、きもちねっとりとした食感のほうじ茶アイスは、
本当に美味。
19_定番ほうじ茶アイス、紫芋の八ツ橋包み.jpg
カシスのような濃い紫の紫芋を生クリームと共に包んだ八つ橋包みは、
自然な甘さで、しつこくない。


10.)〜デザート・甘味〜 その2
あたたかいみかんしょうが汁
20_あたたかいみかんしょうが汁.jpg
かなり温かい。
生姜の保温作用も手伝って、アイスで冷えた体がじわっと温まる。

みかんとかオレンジの温かい飲み物、好きなんですよね。
嬉しいデザートでした。


1階のカウンター席に座らせていただいたのだが、もう少しだけそっとして
おいてもらえると、嬉しいなぁ(^^;
いろいろなお話が聞けるのはありがたいことなんですけどね。

とはいえ、またまた、美味しく楽しい時間をいただけました。
月替わりメニューなので、また一ヶ月以内に来るかも。







山城屋庄藏@渋谷
ほっこり・京都奥田農家の七草:¥4,750-(飲み物代は別)







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この記事へのコメント
TBありがとうございます。
相変わらず美味しそうですね。
私も久しぶりに行きたくなりました。

年末だったか、ここで料理を作っていた人が辞めたんですよね〜独立してお店を出すらしいです。そのお店も気になるので今度行ってみたいお店のひとつ☆
Posted by bimi at 2007年02月14日 08:18
こんにちは。
ここ行ってみたいなぁと思いながら、まだ行ってないお店です。良さそうですね。
上ル下ル西入ル東入ルには何年も前に行ったことがあります。僕が行ったときは、くずしと言う割には、素材を生かした料理でしたね。
近いうちに行ってみたいです。
Posted by Ryo at 2007年02月14日 23:49
bimiさん

こんにちは。
久しぶりに行ったんです。
そうそう、昨年訪れた時に、同じくそのお話をご本人からお聞きしました。
6月オープンだそうです。
私も是非行ってみようと思います。
Posted by 自由人 at 2007年02月15日 01:46
Ryoさん

こんにちは。
初めて行ったのは、昨年の夏でしょうか。
その頃はスタッフの方もまだ少なく、それほど混んでいない様子でした。
今ではかなり人気が出てきているようですね。
一度お試しください。
Posted by 自由人 at 2007年02月15日 01:46
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