名物「かま定食」を注文。
鳥をたたいてミンチ状にしたものを使った親子丼だ。

甘みのある出汁が効いた鳥肉と卵のバランスがどこか懐かしさを感じさせる。
鳥がミンチ状のため、噛む事にそれほどとらわれずじっくりとその出汁を味わうことができる。
鳥と卵と出汁がうまく混ざった状態で舌にのる。
どこをすくっても出汁を吸った鳥肉の旨みが味わえる。
どうやら私はミンチが好きなようだ。
セットのお吸い物は生姜がよく効いた味付けでほんのりした味わい。
大根と油揚げの煮物は、普通のお味。


創業明治四十二年(1909年)の老舗。
元総理大臣・原敬が通っていたらしい。
三島由紀夫が最後の晩餐をしたお店としても有名である。
1970年11月25日、市ヶ谷の自衛隊駐屯地を占拠して割腹自殺をはかる前夜、盾の会のメンバー5人とここで最後の晩餐をしたそう。
ちなみに、使用しているお肉は、茨城県産の奥久慈軍鶏、地養鶏(※1)、合鴨の特製挽肉とのこと。
なぜ「親子丼」じゃなくて『かま定食』という名前なのか?
店員さんによれば、「夜のコースで鍋を出しており、その鍋を昔から店では”鍋釜”と呼んでいて、その”釜→かま”をなんとなく昼の定食にも名前にいれこんだ」そうで、とくに他意はないとのこと。
※1:地養鶏とは
ブナ、ナラ等の広葉樹を主体とした樹液(木酢)を沸化石に吸着させたものと、海藻、ハーブ等を混合した「純天然飼料」を与え徹底した健康管理により飼育した鶏。それによりブロイラーにはないコクと旨味を引き出し、肉臭をおさえたシャキシャキとして癖がない肉質となる。
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末げん@新橋
かま定食:¥1,000-
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